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冬の節電プログラムに関連して、「電気利用効率化促進対策事業費に関する補助金」が始まっています
安定した電力の供給に向け、各電力会社でデマンドレスポンスの取り組みが行われています。この取り組みに対して、国が「電気利用効率化促進対策事業費に関する補助金」という制度でサポートを行っていますが、冬の節電プログラムについて補助金が出されることが決まっています。
デマンドレスポンスとは
オフィスや家庭などで消費電力がいつもより増えると、電力を安定して供給することが難しくなることがあります。
特に小売電気事業者においてはそのリスクが高くなることから、状況に応じて、消費者に対して節電を要請し、要請に応じてくれた人に対してインセンティブを付与するというしくみがデマンドレスポンスです。
契約しているサービスによっては、付与されたインセンティブを電気料金の支払いに使うことができるというサービスを提供していることもあります。節電に協力することで、電気を利用しながら色々なメリットが受けられるのが、デマンドレスポンスの特長のひとつです。
「電気利用効率化促進対策事業費に関する補助金」とは
こうした小売電気事業者の取り組みを国でもサポートするという動きがあります。そのひとつが、「電気利用効率化促進対策事業費に関する補助金」です。
・当補助金の対象となる者
本補助金は、小売電気事業者のほかにも、小売供給契約の締結の「媒介」、「取次ぎ」又は「代理」を行う事業者・高圧一括受電事業者が対象です。
・補助金のスケジュール
2022年冬の節電プログラムについては、令和4年9月30日(金)17時までが公募期間となっており、それ以降のプログラムについては、次のようなスケジュールで進んでいく予定になっています。
・冬の節電プログラム開始:12月1日
・需要家(電気を利用する消費者)の節電プログラム参加期限:2022年12月31日
・プログラム参加特典付与期間:2022年8月〜2023年1月末
・節電達成特典付与期間(冬):2022年12月〜2023年3月末
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※事業終了に伴い、特設サイトは閉鎖しました。
冬の節電プログラムで得られる特典
私たちが、契約している電力会社を通じて冬の節電プログラムに参加表明すると、小売電気事業者等を通じて、低圧(50kW未満)の需要家(家庭等)は2,000円相当、高圧/特別高圧の需要家(事業者)は20万円相当の特典が得られることになっています。
また、詳しい内容はまだ決まっていませんが、節電プログラムに沿って実際に節電をした場合には、節電達成特典としてさらに特典が得られます。
まとめ
1日のうち、電力消費量が増えるのは、太陽が沈んでからの夜〜朝にかけての時間帯です。冬場は太陽が沈むとぐっと気温も下がり、エアコンや給湯など、温める家電製品の電力消費量が増えていきます。快適な環境を整えつつ、家庭に合った節電に無理のない範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。