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2022.07.21
節電アクション

夏や冬は電力を消費しやすい。簡単にできる節電方法で、電気代を節約しよう

1年のうち、夏と冬は特に電力を大量に消費する季節です。電気の請求書が来て、あまりの高さに驚いた経験のある方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、ご家庭の電気代を節約するために、すぐできることをピックアップしてみました。

毎日使う家電の節電から始めてみよう

節電効果を高めるためには、消費電力が高い家電を狙い撃ちすると効果的です。日常的に継続して電力を消費している冷蔵庫や照明器具、テレビは消費電力が高い家電です。まずはこの3つの節電にトライしてみましょう。

冷蔵庫の節電方法

冷蔵庫にはさまざまなサイズがありますが、一般的に、小さなサイズよりも大きなサイズの方が、消費電力が低いことをご存じでしたか? 例えば、あるメーカーの500Lの冷蔵庫の年間消費電力量は256kWh/年ですが、同じメーカーの450Lの冷蔵庫の年間消費電力量は、263kWh/年です。さらに、248Lの冷蔵庫では302kWh/年です。

冷蔵庫は中に物を詰めすぎると、中の物を冷やそうとして電力がかかりますから、できるだけ必要のない物を入れないことも、節電方法の1つです。

もしもこれから買い換えを検討している人は、容量に余裕を持った冷蔵庫を選ぶとさらに節電効果が高まります。

また、冬場は外気も冷たいため、冷蔵庫の温度をそこまで下げる必要がありません。あまりに庫内の温度を下げすぎると、冷蔵庫の中の物が凍ってしまうこともありますから、季節によって、冷蔵庫の設定温度を変えるのも節電方法の1つです。

照明器具の節電方法

照明器具も、高い節電効果が期待できる家電の1つです。すぐにできる方法としては、白熱電球からLED電球に交換すること。白熱電球は使っていると高温になりますが、電力を発熱にも使っているため、発熱しないLED電球に交換することによって節電効果が期待できるのです。

あるメーカーの電球では、白熱電球60W相当のLED電球の消費電力は約7.4Wでした。LED電球は白熱電球よりも値段は上がりますが、長い目で見ると大きな節電効果が期待できます。

テレビの節電方法

テレビは、こまめに電源を切ることが基本となりますが、このときリモコンからではなく、主電源から電源を落とすようにするとさらに節電効果が上がります。また、画面を少し暗めにすることによって必要な電力量が下がります。画面が明るすぎると目にも刺激になりますから、目に優しいくらいの明るさに調節するといいでしょう。

テレビとDVDプレイヤーやビデオ機、ゲーム機器などを接続している場合は、接続している間は少量であっても電力が流れていますので、使わないときには電源を落とす、長期間使わない場合には接続を解除するようにしましょう。