コープのでんき・ガス | エネルギーサービス - 大阪いずみ市民生活協同組合

照明の2020年問題ってご存知ですか？　私も知りませんでした。
一部のサイトで2020年から国内ですべての蛍光灯の製造、販売が禁止になるとの情報が出ていますが、この情報は正しくないようです。
日本照明工業会では、2030年を見据え「照明成長戦略2020」をリリースしています。
そこで2020年の照明器具の流通を100％半導体照明（LED照明や有機ELなどの照明）、在庫も含め50％を半導体照明化することを目標に設定しました。
これは政府が目標値として提示したことにも関係しますが、2030年には販売する照明器具の100％のLED化を目指しています。

以前パリ協定でも説明しましたが、2030年に向けエネルギーミックスによるCO²の削減だけでなく、省エネによりエネルギー使用量自体を14％する必要があります。
蛍光灯は通常の電球より消費電力は低いですが、LEDと比較するとおおよそ50％～60％節電できます。
電球はLEDに交換したけど、蛍光灯は基本的に器具交換が必要でありそのままの家庭も多いと思いますが、国内の蛍光灯がすべてLEDになれば節電につながりますね。

話しは戻りますが、㈱パナソニックは前述の「照明成長戦略2020」に沿って、既に2019年3月で蛍光灯照明器具の生産を終了しました。
これから照明器具を新調する際には、強制ではないにせよ、先を見据えてLEDなど半導体照明器具を選びたいですね。