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2020.01.10
でんきのきほん

直流と交流

直流は乾電池やリチウムイオン電池のように流れる方向が変わらない電流のことで、電気の大きさ(電圧)は乾電池が1.5V、自動車のバッテリーが12Vなど一定です。※ただし電池が減ってくると電圧が低下します。

直流(Direct Current、DC)には「+」「-」の極性があり、使うときには極性を正しい方向で取り付けないと動作しません。懐中電灯に入れる電池の向きが違うと動きませんよね?

コンセントに流れる電流は交流(Alternating Current、AC)です。交流は一定時間内で一定の周期で電圧の大きさと向きが変わります。1秒間に向きが変わる回数を周波数といいます。交流では直流のように「+」「-」を気にする必要はありません。コンセントの向きを気にする必要がないのはこのためです。

家庭内の電気製品には直流で動くものも多く、みなさんもよくご存じのACアダプターも交流から直流に変換するためのものです。テレビなどデジタル機器も直流で動くものが多くなっています。

蛍光灯など交流で動くものも多いですが、デジタルでコントロールして熱やモーターを使うエアコンや炊飯器、洗濯機など直流と交流の両方を使うものも多くなっています。