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2020.06.08
豆知識

電気料金に含まれる燃料調整費のこと

一般的な電気料金の内訳をみると電気料金は、基本料金、従量料金、再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料調整費で構成されています。
さてこの燃料調整費とは何でしょうか?
みなさんもご存じのように日本国内では総発電量の約78%(2019年時点)を火力発電が占めています。火力発電の燃料は原油、液化天然ガス、石炭ですが、燃料価格が変動しやすいため、変動に応じて燃料調整費で価格を調整して電力会社と利用者の双方に不利益がないようにしている仕組みです。
燃料の輸入価格が高くなれば、燃料調整費も高くなり、逆に安くなれば下がります。航空運賃の燃油サーチャージと同じようなものです。

電力会社は発電かかるコストの基準となる「基準燃料価格」と、原材料のコストを計算するために使う「基準単価」を設定しています。
燃料調整費は3ヶ月ごとの平均値が毎月算出され、2~4か月後の電気料金に燃料調整費として反映するためタイムラグが発生します。