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2020.01.06
でんきのきほん

でんきってなに??

<ギリシャ時代から知られていた電気>
身近なもので簡単に電気を発生させる方法として、下じきをこすって、かみの毛を逆立てたりしたことはないですか?これは静電気による働きで、立派な電気ですが、発見されたのはギリシャ時代です。
しかし、その後17世紀になりやっと電気に関する科学的研究が少しずつ始まったのです。
18世紀になりベンジャミン・フランクリンがたこを使った実験で、雷(かみなり)が電気現象であることを確かめたのは有名な話ですね。
19世紀になると研究はどんどん進み、電気と磁気が非常に密接な関係であることが明らかになりました。 これが発電機やモーターの原理になります。

<電気の正体とは>
電気を使ってさまざまな実験が行われましたが、電気の正体はなかなか見つけることはできませんでした。
明らかになったのは20世紀初めで、それまで物質の基本的な構成要素で、それ以上分割できないと考えられていた原子が、原子核と電子でできていることが分かってからです。
すべての物体は原子からできていますが、原子は中心にプラスの電気を持った原子核があり、 そのまわりをマイナスの電気を持った電子が、原子核のプラスの電気に引っ張られながら回っています。
ところが、一番外側を回っている電子には外に飛び出しやすい性質があり、金属などの電気をよく通す物質の中を自由に動き回ることができます。これが自由電子とよばれ、この自由電子が移動することで電気が流れます。この流れが電気の正体となります。