コープのでんき・ガス | エネルギーサービス - 大阪いずみ市民生活協同組合

RE100とは「Renewable Energy 100%」の略で、事業活動で使用するエネルギーを再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的な取り組みのことです。
具体的には2050年までに事業活動に使用するエネルギーを太陽光や風力などの再生可能エネルギーで100％調達することが要求されます。

この取り組みはイギリスの非営利組織であるThe Climate Groupが立ち上げました、現在は環境関連NGOのCDPと連携して運営しています。RE100に加盟するには、事業運営を100％再生可能エネルギーで行うことを宣言することが必要で、多くの加盟企業は加盟宣言時に100％達成の年を宣言しています。

達成に向けた方法としては自社で発電設備を賄うか、再生可能エネルギーを購入するかになります。また、グリーン電力証書、Ｊクレジット（再エネ由来）、非化石証書（再エネ由来）を使用して、当面条件付きでRE100電源とすることもできます。ちなみにグリーン電力証書や非化石証書については以前コラムで説明したＪクレジットとの違いも含め、別途説明させていただきます。

RE100は海外や国内でも多数の企業が参加しており、2019年12月4日時点で世界全体で216社となっています。参加企業の中にはネスレ、イケア、ＮＩＫＥ、アップル、Amazon、Googleなど名だたる有名企業が並んでいます。日本国内でもソニー、富士通、大和ハウス、イオンなどなど20社以上の大手企業が加盟しています。
地球のことを考え、未来に向けた取り組みは確実に広がってきていますね。